TSUTAYA横浜みなとみらい店閉店の理由とは?跡地の現在と代替カフェ
横浜・みなとみらいの「けやき通り」沿いで、長年にわたり街のカルチャー拠点として圧倒的な存在感を放っていたTSUTAYA横浜みなとみらい店。スターバックスを併設した洗練された空間は、地元住民だけでなく観光客やビジネスパーソンにとっても特別なサードプレイスでした。惜しまれつつ幕を下ろした今もなお、その閉店の経緯や現在の様子、代替となるブックカフェの存在について関心を寄せる声は絶えません。
かつて深夜まで灯りがともり、本とコーヒーの香りが漂っていたあの場所はどう生まれ変わったのか。運営元であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の事業展開や、周辺エリアの最新ブックカフェ事情を交えながら、現場のリアルな現在地を詳しく紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:TSUTAYA横浜みなとみらい店は2021年10月31日に定期借家契約の満了に伴い多くのファンに惜しまれつつ閉店。
- 要点2:店舗跡地には「ポルシェセンターみなとみらい」がオープンし、通り沿いの風景は洗練された都市型ショールームへ変貌。
- 要点3:代わりのブック&カフェ・作業拠点としては、シェアラウンジを備えた「TSUTAYA BOOKSTORE ホームズ新山下店」や横浜駅周辺のCCC店舗が有力な選択肢。
【閉店の真相】TSUTAYA横浜みなとみらい店が愛されながら幕を閉じた理由
みなとみらいエリアの景観を象徴するタワーマンション「MMタワーズ フロント」の1階に位置していた同店。2004年のオープン以来、およそ17年間にわたって営業を続けてきましたが、2021年10月31日をもって営業を終了しました。
閉店の直接的な要因となったのは、建物オーナーとの賃貸借契約(定期建物賃貸借契約)の満了です。業績不振による突発的な撤退ではなく、あらかじめ定められていた契約期間の節目を迎えたことによる円満な契約終了でした。しかし、街の風景の一部として深く根付いていた店舗だっただけに、営業終了が発表された際にはSNS上を中心に惜しむ声が溢れました。
加えて、カルチュア・コンビニエンス・クラブ全体が進めていた「パッケージメディア中心の店舗から、コワーキングや体験型スペースを融合させた次世代店舗へのシフト」という構造改革の波も背景にありました。デジタル配信サービスの普及に伴うDVD・CDレンタルの需要変化を受け、ブランド全体の再編が進むタイミングと重なったことも大きな転機となったといえます。
【跡地の現在】けやき通りのシンボル跡はどう変わったのか?
かつて本棚が美しく並び、テラス席で多くの人がくつろいでいた「けやき通り」の跡地は、現在まったく異なる洗練された空間へと生まれ変わっています。現在その場所で営業を行っているのは、正規ディーラーである「ポルシェセンターみなとみらい」です。
全面ガラス張りの開放的なファサードを活かし、最新の電気自動車やスポーツカーが美しくライトアップされるショールームとして活用されています。みなとみらいのハイエンドな街並みと見事に調和しており、かつての書店としての面影は建物の骨格を残すのみとなりました。
夜になると温かい光が漏れ出していたかつてのブックカフェの風情を懐かしむ声は今も聞かれますが、通り全体の景観美を損なうことなく、新たなみなとみらいのランドマークとして機能しています。
スターバックス併設「元祖ブックカフェ」が地域に与えた文化的インパクト
TSUTAYA横浜みなとみらい店を語る上で欠かせないのが、日本国内における「Book & Cafe」スタイルの先駆けとしての功績です。購入前の本や雑誌をスターバックスのコーヒーを片手にゆっくり試し読みできるシステムは、オープン当時、非常に斬新な読書体験として大きな話題を呼びました。
広々とした店内にはデザイン書籍や洋書、旅行ガイド、ビジネス書が豊富に揃い、クリエイティブな刺激を受ける場所として重宝されました。平日は近隣のオフィスで働く人々が企画の構想を練り、休日はファミリーやカップルがゆったりとした時間を過ごすなど、多様な人々が交差するコミュニティスペースとして機能していたのです。
特に朝7時から深夜2時までという長時間の営業スタイルは、夜遅くまで明かりが灯るみなとみらいの安心感そのものでした。終電間際までじっくりと本を選び、静寂の中でコーヒーを味わう時間は、多くの横浜市民にとって忘れがたい思い出となっています。
みなとみらい周辺で使える代替店舗と「TSUTAYA BOOKSTORE ホームズ新山下店」の魅力
「あの広々としたブックカフェ空間をもう一度味わいたい」という方にとって、最も有力な代替先となるのがTSUTAYA BOOKSTORE ホームズ新山下店です。みなとみらいエリアから車やバスで少し南下した新山下エリアに位置し、旧みなとみらい店のDNAを正統に引き継いでいます。
同店は広大なフロアに充実した書籍ラインナップを誇り、スターバックスはもちろんのこと、話題のSHARE LOUNGE(シェアラウンジ)を併設。高速Wi-Fiや電源、フリードリンク&フリースナックが完備されており、読書のみならずリモートワークや勉強の拠点として抜群の快適性を誇ります。
一方、みなとみらいの中心部で本を探したい場合は、大型商業施設「MARK IS みなとみらい(マークイズみなとみらい)」内にあるくまざわ書店や、横浜ランドマークタワー周辺の書店が日常使いのメインとなります。ブックカフェ特有の「空間体験」を求めるか、純粋に「書籍の購入」を求めるかによって、使い分けるのが賢い選択です。
CCCの戦略シフトと進化する「シェアラウンジ」体験の今
かつてのTSUTAYA横浜みなとみらい店の閉店は、CCCが推し進めるビジネスモデルの劇的な進化を象徴する出来事でもありました。現在、同社は従来の「TSUTAYA」から、時間制で上質な空間とアメニティを提供する「SHARE LOUNGE」併設型の次世代書店への転換を加速させています。
横浜駅周辺では、駅直結施設や周辺ビル内にシェアラウンジを備えた拠点が複数展開されており、ビジネスパーソンや学生から熱烈な支持を集めています。単に本を売る・貸す場所から、「アイデアを生み出し、心地よく過ごすためのサードプレイス」へと書店の役割が再定義されているのです。
かつてみなとみらいで培われた「本×カフェ×空間」という居心地の良さは、形を変えてシェアラウンジというより機能的で洗練されたサービスへと昇華されています。
【tsutaya 横浜 みなとみらい 店】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:TSUTAYA横浜みなとみらい店はなぜ閉店したのですか?
A1:定期建物賃貸借契約の満了に伴うものです。契約期間の終了に合わせた計画的な閉店であり、突然の倒産や急な業績悪化による撤退ではありません。
Q2:TSUTAYA横浜みなとみらい店の跡地には現在何がありますか?
A2:現在は高級自動車ディーラーの「ポルシェセンターみなとみらい」のショールームとなっており、ガラス張りのスタイリッシュな店舗が営業しています。
Q3:みなとみらい近くでスタバを飲みながら本が読めるTSUTAYAはどこにありますか?
A3:近隣では元町・新山下エリアにある「TSUTAYA BOOKSTORE ホームズ新山下店」が最適です。大型のスターバックスとシェアラウンジを備えており、かつての雰囲気をより進化させた快適な環境で過ごせます。
Q4:マークイズみなとみらいの中にTSUTAYAはありますか?
A4:マークイズみなとみらい内にある書店は「くまざわ書店」であり、TSUTAYAは入居していません。CCC系列の店舗を利用したい場合は、新山下店や横浜駅周辺の店舗をご利用ください。
まとめ:街の記憶を受け継ぎ進化するみなとみらいのサードプレイス
けやき通りを温かく照らし、数え切れないほどの人々に豊かな時間を提供してくれたTSUTAYA横浜みなとみらい店。その物理的な店舗は幕を閉じ、跡地はポルシェの最新ショールームへと生まれ変わりましたが、そこで育まれたブックカフェ文化は色褪せていません。
現在その思想は、TSUTAYA BOOKSTORE ホームズ新山下店をはじめとする進化系シェアラウンジや、周辺の個性豊かなカフェスペースへとしっかりと引き継がれています。街の発展とともに形を変えながら広がり続ける横浜のカルチャー空間。お気に入りの一冊と美味しいコーヒーを求めて、進化した新たなサードプレイスへ足を運んでみてはいかがでしょうか。 (出典: tsutaya 横浜 みなとみらい 店(Yahoo!ニュース))